憧れのウェディングドレスを二着着る新婦。印象が全く違うドレスでとても素敵でした。

Vol.10　憧れのウェディングドレス

　先日、私が担当したお客様から手紙が届きました。そのお客様は、ウェディングドレスを着ることが子供のころからの夢だったそうです。そこで、憧れのドレスを贅沢にも二着きたいと目をキラキラさせながら、話してくれました。
　理想は、ロイヤルウェディングとオードリーヘップバーンのようなドレスを着ること。式用のドレスは、ロイヤルウェディングに相応しい、裾が長く長袖のクラシカルなドレスにすることに。長袖部分は繊細な高級レースをふんだんに使用していたので、とてもクラシカルで清楚な印象に。ヘッドドレスもティアラにして、本物のお姫様のようでした。お色直し用のドレスは、オードリーヘップバーンをイメージ。アンクルレングス丈で、靴が見える丈にされたのですが、とても良く似合っていました。ヘッドドレスはもちろんボンネ。ブーケもお庭で摘んできたような可愛らしいナチュラルなタイプに。ウェディングドレス二枚でも全く印象が変わって素敵でした。
　手紙と一緒にたくさんの写真が入っていたので、当日の様子が見れてとても嬉しかったです。ドレスは、女性にとって特別なものなんだと改めて思いました。